覚書

「繰り返しの中に永遠があって、

繰り返さないものには限界(終わり)がある。」


という言葉を見かけて、非常にしっくりきた。

「繰り返し」は自然。

「繰り返さないもの」は文明。人工的に生み出したもの。


私が描きたいもの。

心惹かれるもの。

昔から古木や、昔からそこにある自然とか、文明が自然に飲み込まれるような表現とか好きで、好きの理由とか説明づけるものではないのだと思っていたけれど、やはり信仰に近いようなもので。

朝が来て、夜が来て、明日が来る、この繰り返しに、安心するんだ。

遺伝子を引き継いでいこうとする本能。生きて、死ぬこと。それは当たり前なんだ。

仕方ないんだ。


繰り返しをもたらす大いなる力に、ずっと惹かれていたんだ。

文明の先は終わりしかないにしろ、生命としての本質的な生き死にの輪廻に

感謝することを忘れず、死ぬ日が来るその日まで生きていたいと思うんだ。

(文明にも感謝なんだけどね^^; 人間の想像力の結晶だもの。想像力は人間らしさだもの。)

大変な時だからこそ、自分の中に収めておきたくて、自分の言葉でまとめてみた。

今は描こう。

描けなくなったら生きぬく努力をしよう。

世界の(必要かわからない)歯車の一部として、つなげていこう。

繰り返そう。

agunemiho

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